起→日本シリーズ→情熱大陸上原ひろみ)→世界遺産(クエンカ)→寝

睡眠時間が、数年前と比べて格段に長くなった。
起床時の「あのまま死んでしまっていたらいいのに」という劣等感はどうにかならないものか。
部屋の上空をぐるんぐるん漂う夢を常時みるのだが、
その夢が「地に足がつかない現状の自分に強い苛立ちを覚えている」というような
俗な意味であろうことはおおよそ理解できているので、取り立てて特別に思うところはない。
あまりに暇で記すこともない故、エゴグラムなどやってみた。

■性格
人生を余り愉快には、生きて居ないように見受けられるタイプです。
心情的にはかなり冷たい方で、物事を心から楽しむような無邪気さや、
心のゆとりと云うものが、非常に欠けているタイプです。
いかなる場合でも、冷静さを失わず、燃える事の極度に少ない性格です。
何時も何処かに、虚無的な影の差しているタイプで、情よりも理屈が常に先行する。
合理主義万能崇拝のセミ・ニヒリストです。

要するに「つまらない卑小な人間」ということか…当たっているなあ。

■恋愛・結婚
結婚やセックスを、観念的な祭り事の一種として捉える傾向の強いタイプなので、
感情移入がスムーズに行かない危険性が高いのです。
体は楽しんで居ても、心は冷え切ったままと云う状態を招き易く、恋愛関係の内は適当に誤魔化せても、
永い結婚生活に於いては、配偶者との不協和音を、どうする事も出来なくなるでしょう。
そうならない為の対策方法は唯一つ、貴方自身の心が現在よりも、もっともっと温かいものに変り、
心にゆとりを持って、趣味や娯楽を忘我の境地で楽しめるような、巾の広い人間に生まれ変る事です。

正直、今まで好んで童貞であり続ける自分にとっては如何でもいい。
外れてはいないが。

■職業適性
職業によって性格を改造して行くと云う趣旨から云えば、
農業、酪農業、林業、園芸業、漁業などのように、
大自然や動・植物を相手にして行くような仕事が望ましいのですが、
そう云う趣旨や願望を抜きにして考えた場合、現時点に於ける性格構成から見て、
比較的適応性が有ると思える職業は、図書館司書、速記者、エンジニア、オペレーター、コンピュータ技術者などや、
それに類する職種のように、高い記憶力や計算力、分析力などは要するけれども、
そこには複雑な人間関係の余り介在しない、云うなれば人間不在の職業が、無難で有ると云う事です。

農業は営んでみたいなあ。
余計な人付き合いを極力断つことができるし。
ただ悪棲丘は度を越えて不器用なので、憧れだけでものを言うのは農業従事者に失礼だろう。
嘘でも大学に通い続けて、司書資格だけは取っておくべきだったか…後悔しても遅いが。

■対人関係
周囲の人々に対して、常に温かい目を向けるように努力する事が、先ず第一でしょう。
こちらが冷たい目を向ければ、相手も冷たい目を向けて来るのが、物の道理だからです。
第二には、貴方の性格を、もっと根明(ねあか)なものに改造して行く事が、目下の急務だと思います。

所詮無理な注文。
悪棲丘は基本的に人間の負の部分しか見ていないのだから、
(自分を含む)人間を好意的に見られるはずもない。
好きになったところで、最終的には捨てられるのがオチというものだ。

それでも一番の嘲笑の対象は自分自身であるのだから、他を蔑まずに生きていけるとは思うが。