起→F1決勝→寝

【今日の3070&4166】
3070山室選手、4166吉田拡選手、今年4回目の優勝を果たしました。(総理杯まで)残り2回です。
将棋の読み上げ係風に)

大村一般戦では山室先生が11212121111のオール二連対優勝、
福岡一般戦では吉田拡が212111311のオール三連対優勝をやってのけた一日。
両者のファンとしては、この上なく嬉しい。

大村では2942瀬尾と4012中村有が準優で沈み、
福岡では3072西田が準優でインから飛んで優出を逃した。
両者共に優勝戦はメンバーに恵まれたとも言える。

もっとも、応援している側としては
記念でもない一般戦なのだからメンバーは薄くても全然構わない。
1号艇のイン取りを脅かすイン屋が外枠に複数いたり
カドの利く場でエースモーターが4号艇だったりといった不安要素皆無な優勝戦は、ファン心理としては最悪だ。
(純粋に競艇ファンとしての心理なら「退屈なメンツだな」となるだろうが)
贔屓の選手が普通にインから逃げて優勝してくれればそれで十分、何の不満も無いのだ。

優勝5回で総理杯に行こうと思ったら年間勝率が7.50以上は絶対に必要で、
山室先生も吉田拡も、7.00は一応持っているものの、ボーダーには一寸届きそうも無い。
優勝6回で弾かれた選手は今までにいないので、あと2回勝っておけば安心できる。

山室先生が、総理杯なりダービーなりで、もう一度SGを目指す気があるのか如何かは
本人にしか分からない事なので、あれこれ外野が言うのはアレなのだけれど、
吉田拡は何が何でも総理杯のキップがほしいだろう。
というかむしろ、来月のチャレンジカップに出たいはずだ。
それが叶わなくても、再来月の賞金王シリーズには出たいはずだ。
たとえそれが所謂「半SG」であろうと、「SG」と名が付いてさえいれば出たいはずだ。

3ヵ月後に新鋭を卒業するというのに、未だにSG出場が無いという状態。
このままでは「普通のA1選手コース」を歩むことになってしまう。ファンとしてはそんなことでは物足りない。
記念常連になる選手は、普通に新鋭卒業までに1回は何かしらのSGに出ているものだ。
人気先行型(それが悪いというわけではなくて)は笹川賞デビューだし、
着実に自力を上げてきた若手は総理杯ダービーで初陣を飾ることになる。

吉田拡は今年、「新鋭王座か地区選で優出条件」というそこそこ実現可能なハードルかと思われた
オーシャンカップでSGデビュー」というチャンスを、残念ながらモノにすることができなかった。

残されたチャンスは、10月末の獲得賞金額3000万円がボーダーのチャレンジカップ
11月末の獲得賞金額3200万円がボーダーの賞金王シリーズの2つだけということになる。
今年の吉田拡は精力的に斡旋をこなしているし、優出も此処まで15回。
しかし優勝戦での転覆が1回、落水が1回。共に1号艇でのことであり、賞金にして140万円ほど損をしている。
更に新鋭選手の特権である「新鋭リーグ優勝で100万円」を1度も手にできていない。
賞金規定が見直された今では、この100万円の難易度対破壊力としては結構大きい。
よって現在賞金ランク73位の2730万円というのも、
「よくやっている」というよりは「物足りない」という思いの方が強い。3000万は超えられただろうに。
ともあれ、チャレンジカップ出場へは「次節のG1児島周年で優出完走」が絶対条件になった。
(下手したら、優出5着とか6着とかでは3000万に僅かに足りず選外になるかもしれないが)
去年初優出で準優勝とはいえ、今年も同じように行くとは限らない。
まだどんなモーターで戦うことになるかすら決まっておらず、低調機を引いた時点で終戦なので、抽選運も重要になる。

個人的には「チャレンジカップは予備で惜しくも出場できずも、賞金王シリーズでSGデビュー」
というのが現実的でもあり、住之江なら余裕で見に行けるので其方の方が有難いわけだが。
如何なるかしらね。