起→ダービー女流モンド21杯→寝

女流モンド21杯
まさかの四暗刻ツモで逆転決着。こういうのがテレビ対局の醍醐味なのだろうな。
涼崎プロは自力で予選通過を確定(最終戦が如何転んでも彼女は4位以内に残れる)させると共に、
復調の兆しが明らかで、直前まで暫定3位の位置にいた親の亜樹プロを
予選通過不可能なライン(16000点の失点で7位/もし親被りでなかったならば相手待ちの5位)へと蹴落とした。
これは超がつくファインプレイだと思う。予選通過したことで集中が切れなければ、優勝のチャンスはありそうだ。

オーラス、亜樹プロの500オールのツモは
涼崎プロの満貫ツモ条件を、より厳しい跳満ツモ条件に引き上げる」
という明確な目的があってのものだったが、結果としてそれが勝負のアヤを生んでしまった。
今迄に麻雀で一度として修羅場を潜ったことが無い悪棲丘としては、
あの一連の流れはあくまでも結果論であって、亜樹プロの500オールが間違いだというわけではないと思いたいが、
どうもそういうわけにはいかなさそうだ。あそこは梶本プロの言っていたように少しでも高い手を作っての連荘か、
もしくは流局まで引き伸ばして牌を伏せる(聴牌の有無にかかわらず)かの二者択一だったのかもしれない。

涼崎プロは予選道中で酷いラスなどもあったが、基本的には攻撃力の高い打ち手なわけで、
満貫条件であっても跳満条件であっても、さほど差は無かったのかもしれないと思う。
これが黒沢プロ宮内プロ、あるいは前回までの和泉プロだったりすると、
あの500オールが十分決定打になったのかもしれないのだけれど。亜樹プロは別にミスはしていないものの、運が無かった。

今回の結果を受けて、予選最終戦三者岩井プロを除く)の条件が変動している。
和泉プロはラスを引いても勝ち残る可能性がある(−29.9の黒沢プロより上で終われば4位の望みが残る)
というややこしい状況なのだが、それだけに守備重視モードで戦ったらかえって危ないかもしれない。
宮内プロ瑠美プロより上で終わればいいわけだが、点数を失いすぎると黒沢プロに抜かれる(19600点以上あれば大丈夫)ので
基本的に瑠美プロ徹底マークで、自分は手が入ったときだけ勝負すればいいと思う。
瑠美プロはトップを獲れば逆転通過確定だが、それ以外でも宮内プロを19500点以下に落とした上で
自分が27000点辺りの2着に食い込めば、現在5位で結果待ちの黒沢プロよりも上に行くので、予選通過の確率は若干上がった。

既に通過が決まっている岩井プロ三者に迷惑をかけないように打つだろうから、後の3人は結局席順次第ということかな。
今回だって、亜樹プロがラス親だったため(加えて「和了りやめ無し」ルールがあるため)にああいう結果になったわけだし。