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起→F1予選→寝

約５年ぶりに、がっつりと現役ジャンプ投稿者のサイトを巡回。
表面だけ見ると「懐かしい」とか「あまり変わっていない」とかいった感想が口をついて出そうになるが、
悪棲丘はそんなに薄らポジティヴ野郎ではない。
逆に、自分が完全に雑誌投稿から離れたこの間、文字で起こされていない裏の部分で何があったのかが気になって仕方ない。
ただ、気にはなるが知りたいとは思わない。如何に自分の投稿熱が冷め切っているかが分かってしまった。

現役投稿者の頃は、投稿というフィールドに後ろ足で砂をかけて消えていく人が、嫌いで嫌いで仕方なかった。
「自分はそうはならない」とか「自分はいつまでも現役で投稿し続ける」とか、暫くの間は割と本気で思っていたものだ。
でも、そんなの無理だよね。悪棲丘の性格を考えると明らかに無理があるよね。
（というか「生涯現役だもんで」って何処の卒業文集だよ。向こうは溶接手伝ってるかもしれんが、こっちは夭折してしまうわ）
１シーズンで10本は掲載されていないと「嗚呼俺終わったな」とかうわ言のように呟き続けるような人間なのに。
載るために如何すればいいかなど一切考えずに投稿枚数（物量とも言う）だけで勝負していたので、枯渇した途端に限界が訪れて
逃げるようにしてジャンプ投稿をやめてしまった。自分が嫌いだった人間に、５年前の僕はジョブチェンジしてしまったわけだ。
どうせジョブチェンジするならリアルジョブを見つけていればよかったのに。それなら幾分かリア充に近付けたはず。

そんなことがあったのでこの５年ほどは、半ば無意識に、また半ば意識的に、
現役投稿者の投稿状況が分かるようなサイトを閲覧するのはやめることにしていた。
理由が「もう一度復帰したくなる」とかだったらまだ良かった。
実際はもっと後ろ向きで「自分の投稿者時代の６年余を全否定したくなる」からだ。
歪み切っているとしか言いようがない。32年の人生の中で数少ない記録に残る実績なのに、それを抹消しようとするなよ自分。
今、此処でつらつらとカミングアウト的なことをしているのは、ある程度気持ちに整理がついたからだと思う。
もやもやした感情が沈静化するまでに要した時間が５年。随分無駄な時間を過ごしてしまったものだ。

僕がジャンプ投稿をやめたのは、直接的には
「今まで普通に載っていたのに、このところ載らなくなってきたから」という
選考者側への責任転嫁も甚だしい理由なのだが（というか「普通に載る」とか、何処まで逆上せてるのか自分は）
間接的には「失恋に伴う鬱進行」などという、一端の人間らしい理由も一応あるにはあった。
これも今思い返せば相当に酷いものであり、投稿を始めて最初の２年か３年くらい（まだ大学に行っていた頃かな）は
「投稿者が恋愛に走ったらもうモチベーション維持も何もあったものではない」だの
「投稿者は常にハングリーでい続けることを自分自身に課さなければいけない」だの其処彼処で喚いていた節があって、
投稿意欲を高めるためにオフ会に小まめに顔を出しもしていたのだけれど、
其処で何かの間違いが起きて（肉体的な意味では一切ない）女性投稿者と付き合うようになったりしたわけだ。
何やってんの悪棲丘。此処でも自分が嫌悪していた人間に変貌しているがな。しかもこれが１回だけでないのが性質が悪い。
そんな一貫性のない行動などにグッドエンドは用意されているはずもなく、両方とも２、３ヶ月目辺りで
「とっとと別れろや。そしてとっとと死ねや」的なメールを受信して終了することになった。まだ生きていて申し訳ありません＞２人

今なら目を背けていたジャンプの巻末にも普通に接することができると思うし、
ひょっとしたら１枚や２枚くらいは掲載される程度には投稿活動にも復帰できるかもしれない。絶対にしないけれど。
そんなスペースがあるなら、僕の年齢の半分にも満たない若い人がその座を占める方が、遥かに有益だ。
僕は基本的に死んでいる人間なので（「無茶しやがって」的なことは誰にも言われなかったが）
ただ雑誌投稿の行く末を黙って見守る、そういうスタンスで行くのが一番良いのではないかと思うことにする。

行く末といえば、前述の２人は今如何してるんだろう？
普通に結婚とかして家庭とか築いてればええねん。そうしたら僕も何も思い残すことなく逝…じゃなかった、生きていける。

僕が先週のオフ会に参加しなかったのも、概ね上記の理由からなのだった。
（「メールを見たのがオフ会の開催後だった」とか嘯いていたが、実際は招待メールが来てから相当長時間煩悶していた）
後ろ向きに考えるのはやめにしたいので、行かなかったこと自体は間違いじゃなかったと思っている。
「行っても話が合わなかった」というのもあるけれど、むしろ
「今更どの面下げて投稿者に会えるのか」という気持ちの方が強かったわけで。そんな状態で敢えて行くなど、ドＭにもほどがあるし。
大体、今回行けるなら去年のGWに東京で開かれたＪ団10周年オフに行っている罠。
会いたい投稿者も沢山いるのだし。もっとも、向こうは僕になど会いたくないに決まっているのだけれど。

この場を借りて、今まで迷惑をかけた全ての投稿者の方々に平に謝りたく思います。
僕の目に余る暴言や奇異な行動で気分を害された方、
言動を改善する兆候が一向に見られないにもかかわらず、事あるごとに僕を窘めたり導いたりしてくださった方々、
甚大な御迷惑および御負担をおかけして、まことに申し訳ありませんでした。
時既に遅しの感はありますが、此処に謹んで謝罪申し上げます。

で、この後に

加えて、今もなお僕を支え励ましてくださっている方々に、心より感謝申し上げます。
僕はその御恩を無にしないため、更なる精進を致して行く所存で御座います。

とか書ければそれなりに格好もつくのだけれど、この数年、自分に助言してくれた人は絶望的にいない。
元々人望が無いところに加えて、度を過ぎた蛮行で自分自身の価値を只管下げた、つまりは自業自得なので無理もないことだが。
というか、今日のエントリ自体が誰の目にも触れない可能性も相当に高いのだよな。何の日記だよこれっていう。